受けループに絶対負けたくないバシャーモ入り
前回の記事から約一カ月が経ちました。
その期間にシングルから少し離れ第四GSやローテーション、ダブルなど少しかじって遊んでいましたが結局シングルに戻ってきて使いたいポケモンを使った構築ができたので公開します。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
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ニョロトノ | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 滅びの歌 | 守る | ゴツゴツメット |
キングドラ | 流星群 | 竜の波動 | ハイドロポンプ | 寝言 | 拘り眼鏡 |
ハッサム | 虫食い | 蜻蛉返り | バレットパンチ | 電光石火 | 拘り鉢巻 |
ソーナンス | カウンター | ミラーコート | アンコール | 道連れ | オボンの実 |
バシャーモ | 飛び膝蹴り | めざめるパワー氷 | 剣の舞 | 守る | 命の珠 |
カイリュー | 逆鱗 | 神速 | 炎のパンチ | 竜の舞 | ノーマルジュエル |
前回のカバドリ構築でバシャーモを使った際、炎技がなくても飛び膝蹴りだけで十分活躍ができることが判明したため以前から使ってみたかった無邪気めざ氷バシャーモを採用してみました。
簡単にPTの説明をすると、まずベースはバシャーモ+ソーナンス。
対受けループをみたときめざ氷バシャーモを止めることが可能なポケモンがヤドランぐらいしかいないことが多く、そのヤドランが毒を吐いてくることが滅多にないことからナンスで捕まえて処理してしまえば受けループを倒せるというところに注目してみました。
ソーナンスを採用しているので滅び+ナンスというギミックを活かしたくニョロトノを採用、雨パのエースのキングドラと順に採用。
残り2枠で雨パの辛いバシャーモやボルトロスをどう倒そうかと考えたところこの2匹は先制技に弱いというところに着眼し高威力の先制技を打てるハッサムとカイリューを採用して完成しました。
以下個別紹介
ニョロトノ
197-*-118-132-120-90
C11n A198鉢巻逆鱗を乱数2つ切って耐え>陽気バシャのジュエル飛び膝耐え
ラティを冷B2発で落とせる確立を上げるためにC132まで上げてますが鉢巻カイリューはAが204まで上げれることができるのでもっとBに厚くした配分にしたほうがいいのかも知れませんが一般的な鉢巻カイリューは198と信じてこの配分でまわしてました。
見てわかると思いますがいきなりかなり窮屈なポケモンになっています。ポケモンを6匹並べ綺麗に組めたと思ったら相手のカイリューが強すぎて元の6匹の配分や構成をできるだけ変えずに考えた結果がこうなりました。雨パはナットレイやカバルドンで相手のカイリューのマルスケを潰すといった行動が対カイリューの動きだと思われますがそれができないのでマルスケを潰す要因をニョロトノに託したというわけです。
マルスケを潰せば後述のポケモンたちは基本有利に動けると思うのでその役は重役です。
本当はめざ飛行でガッサを倒したり、ナンスとの相性を見てアンコールなども採用したいのですが守るによる拘り固定(主に対ラティ)滅び+守るの強さなどを考えるとこの構成に落ち着きました。
熱湯や波乗りも試してみましたが、ラティに繰り出される回数がドロポンと比べて多くなってしまう点、単純に威力の差が気になるので自分は扱えませんでした。
キングドラ
151-*-115-160-116-137
地球投げ3耐え、準最速、DL対策、残りCぶっぱ。
この枠を珠グドラや臆病で採用も考えましたが、火力面を考えて結局控え目眼鏡を採用、欠伸ループや催眠に出していけるポケモンがいないので寝言。
ハッサム
175-200-120-*-100-88
Aぶっぱ H16n-1 残りS
初めて鉢巻ハッサムを使ってみましたがいままで使ってたオッカハッサムとは全く違ったポケモンと認識してよさそうです。
Aをぶっぱしているのはバシャーモやボルトロスを電光石火2発で落とせる確立を最大まで上げてるためです。
この耐久ではラティオスの流星群を2耐えすることができませんが鉢巻ハッサムは後出しするのではなく相手の交代にあわせて出していくことが大事に感じました。
先述のニョロトノのハイドロポンプ+バレットパンチでラティオスを落とせることは覚えとくといいかもしれません。
ソーナンス
268-*-105-*-121-56
ラティオスの眼鏡流星群2連+砂ダメ耐え ある程度の同族周辺を意識したS 残りB
雨下のラティオスに受けが成立する穏やかナンスを久々に採用。
簡単に書いたPT紹介にもあるように受けループを倒すためにヤドランを意識してSを上げました。
ヤドランとバシャーモの対面のときバシャ→ナンスという行動をし、仮に攻撃技だったときに先制アンコールで縛るためにSを上げましたが電磁波がくることが一番多いのでしょうか。
対雨で選出されやすいナットレイにも積極的に出してバシャーモの起点にしたりカイリューバシャーモを無理やり止めたりと用途は多かったです。
バシャーモ
155-172-90-131-81-145
ハイリンク乱数5日かけてようやく手に入れた個体で愛着があります(
今回はバシャーモが一番輝ける珠での採用、PTのメイン。
めざ氷を持つことにより受けループのテンプレ(バンギガブラキグライムドーヤドラン)のヤドラン以外に有利を取れ、そのヤドランをナンスで処理すればいいので膝を割らなければ受けループは崩壊します。
ただし珠を持ってるのでラッキー+グライオンに飛び膝とめざ氷をうまい具合にあわされてしまうと珠ダメで消耗してしまいますが、そこはバシャーモ側が有利なので心配はないかと。
ナンスがヤドランを狩るのにHPをそこまで削られないので受けループにはかなり強い組み合わせだと思います。それにニョロトノの滅びも加わるのですから。
バシャーモの処理をカイリューの神速などの先制技に任せてるPTが結構増えてきたのでせっかちではなく無邪気。
カイリュー
167-186-115-*-120-145
雨パはバシャーモが辛いというのは最近知れ渡ってきてるので必然的にカイリューの神速の威力はあげないと辛い。
しかし珠も鉢巻も取られてしまっているので泣く泣くノーマルジュエルでの採用。
強力な積み技を持っているのでもちろん抜き性能も兼ね備えてる。
本来は意地っ張りでさらにバシャーモやボルトロスへの神速のダメージを上げたいのだがこのPTが相手のカイリューがとても重いので同速勝負は切れません。
鉢巻ハッサムのバレット+ジュエル神速で155-90バシャーモを高乱数で落とせ、155-90ボルトをジュエル神速+神速で落とせたりとカイリューで倒したい相手へのダメージがしっかり確保できているのでノーマルジュエルの採用は間違えではなかったのかと。
選出方法
ニョロトノ+キングドラ+ソーナンスorハッサム
雨の基本選出、初手ハッサムで行く場合も。
ニョロトノ+バシャーモ+ソーナンス
対受けループ ヤドランを捕まえたり滅び+ナンスをしたり。
ハッサム+キングドラ+カイリュー
バシャーモやボルトロス入りのカバドリに対しての選出。
いまのラティオスのめざ炎所持率を考えると強気に蜻蛉返りをしていいと思います。
キングドラ、バシャーモ、カイリュー、ハッサムと多くのエースポケモンがいる構築なので選出の幅も増えると思います。
苦手な雨をメタったバシャーモ入りやボルトロス入りカバドリが結果を残しているのでそれを強く意識して組めたかなと思います。
メタにメタが重なるポケモンは面白いゲームですね。
ただこのPTは無邪気めざ氷バシャが必要となり真似して組もうと思っても組めない人が多々いそうなのでポケモンは糞ゲーですね。