壁ライコウ
本ブログの壁パ公開3つ目。
いままではラティオスで貼り続けていましたが、壁選出をメインにしたときに相手のラティオスに同速負けたら崩壊するという欠点があったので今回はライコウを使用。
元は壁下で眼鏡ラティを採用したいがためにライコウを採用したのだが、結局抜けてしまった。
近々のオフに出れたら使おうと思った構築ですが、出る機会がないので晒しておく。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 |
---|---|---|---|---|---|
ライコウ | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | リフレクター | 光の壁 | 光の粘土 |
スイクン | ハイドロポンプ | 冷凍ビーム | 神速 | 絶対零度 | 水のジュエル |
バンギラス | ストーンエッジ | 噛み砕く | 追い打ち | 馬鹿力 | 拘り鉢巻 |
キノガッサ | キノコの胞子 | ローキック | 気合パンチ | 身代わり | 毒々玉 |
ウルガモス | オーバーヒート | 虫のさざめき | めざめるパワー氷 | 蝶の舞 | ラムの実 |
ソーナンス | カウンター | ミラーコート | アンコール | 道連れ | オボンの実 |
壁下のアタッカーとしてローブシンを使われる場合が多いが、ライコウを採用していることにより壁前提の立ち回りをされるため、対キノガッサを考えるとPTが崩壊しかねないので違う格闘タイプを探すことから始める。
真っ先に目に付いたのがバシャーモなのだが、ステルスロックをまかないと怪しい相手や、ボルトロスの電磁波がどうしても気になってしまい断念。
そこでキノガッサを注目してみる。ローキック+胞子身代わりにより勝ちパターンに入れば負けることがほとんどないのが強み。
壁を利用して起点にできる相手を増やすことができるようになった。
壁を貼ることにより1:2交換も容易にこなすソーナンス、眼鏡寝言でガッサを対策してくるラティオスやサンダー等に強いバンギラスを順に採用。壁を貼ることによりバンギラスも要塞化する。
等倍で押し切られることが多いスイクンとウルガモスも壁下では活躍する機会も増す。
以下個別紹介
ライコウ 特性:プレッシャー
165-*-95-167-121-183
CSぶっぱ
PTの要、壁始動要因。
基本的にSを抜かれないため、先制の壁によりほとんどの攻撃を耐えることが可能。
電気+氷の技の範囲の広さも魅力。
電気技は連続で殴ることを想定して、ボルトチェンジではなく10万ボルト。
めざめるパワーのタイプは基本的には氷でいいと思う。
炎にした場合ハッサムやユキノオーに有利をとれるが、後続でカバーできる範囲だと思った。
むしろマルチスケイルの潰れたカイリューを倒すためや、ボルトロスからガブリアスに一貫するめざ氷の方がこの構築では優先したいと思う。
ライコウで壁を貼る弱点は相手のスカーフ地面タイプ、壁を貼っている間に舞ってくるウルガモスとバンギラスがすぐ思いつく。
スイクン 特性:プレッシャー
207-95-148-142-135-95
HCぶっぱ
ライコウの苦手なバンギラスウルガモスに強い駒。
最初は瞑想スイクンを採用していたのだが、壁を貼らない時のSの遅い瞑想の弱さが目立ってしまったため水のジュエルを持たせて瞬時の火力を持たせた。
ライコウ+ナンスという組み合わせを基本選出としている構築のため、それにスイクンを同時に選出すると相手の瞑想を積むポケモンがかなり厳しくなるため絶対零度を持たせた。
また、舞われた襷ドリュウズにも勝てるように神速も採用。
神速は自分が考えていたよりも機能し、襷状態までいったボルトロスの電気技やマンムーの我武者羅を受けずに倒せることは非常に強かった。
ライコウの前で壁を貼っている間に舞ってくる無振りのウルガモスに21.2%〜25.6%のダメージが入るのも覚えておくといいと思う。
努力値残りの4はニョロトノを意識してなるべく速くしたいためSに。
バンギラス 特性:砂起こし
207-199-131-*-125-82
前回の記事同様Aを設定 ラティオスの眼鏡流星群2連耐え、眼鏡キングドラのハイドロポンプ耐え(壁込2耐え)
壁を貼ったあとに特殊ポケモンを任せるポケモン。ウルガモスに強い点も評価。
HDベースにして耐久をもっとあげようとも思ったが、ライコウソーナンスバンギラスの選出のときにパワーダウンしてしまうのが気になったためHAベースに変更。
Aを上げることにより後出しされる155-100キノガッサを鉢巻馬鹿力+砂ダメで乱数で落とすこともできる。
ここで今更とくに説明することはないだろう。
キノガッサ 特性:ポイズンヒール
155-150-100-*-93-134
H8n+3 キングドラの眼鏡龍波動、雨眼鏡ドロポン耐え 最速
ローブシンでは無かった催眠耐性をつけた全抜きポケモン。
壁を貼った状態で繰り出すことで、本来倒されてしまう等倍攻撃なら基本的に耐えることができるようになり(ラティの眼鏡龍波動やカイリューの鉢巻逆鱗等)、起点にできるポケモンが大幅に増えるため壁とは相性がいいはず。
拘り寝言で対策してくる相手が多いため、基本的にバンギラスやソーナンスと同時に採用したいポケモンだと思う。
眠らないため、自然とレパルダスの対策にもなっているのもいいところ。(威張るは、どのポケモンでもくぐり抜けないといけないのでここでは考えるのを省く)
ウルガモス 特性:炎の体
161-*-92-180-125-167
陽気マンムーの地震+氷の礫耐え 最速 残りC
対キノガッサとしてPTに組み込みやすいポケモン。
壁下で物理ドラゴンと打ち合うためにめざ氷個体。
相手のステルスロックが辛いため初手に出すことも多く、マンムーにも打ち勝てるように耐久をあげた。
補正無スカーフガブリアスを舞った状態で抜けるように臆病にし、ついでに最速グライオン等もまとめて意識して最速にした。
Cに補正をかけていないため、火力を求めてオーバーヒート。
便利なポケモンではあるが選出回数は圧倒的に低く、改善するならこの位置になるのかなと思う。
ソーナンス 特性:影踏み
296-*-121-*-80-53
H4n Bぶっぱ 残りD
リフレクターを盾に物理ポケモンなら余力をもって倒すことができ、1:2交換まで仕事をしてくれるまさに要塞。
ライコウ+ソーナンスの基本選出に残り4匹どれを組み合わせても機能する。壁パには必須ポケモンにも感じた。
壁ミラーや珠ローブシンへの安全な交換先としても評価。
とくに説明することもないでしょう。
以前の壁ブシンのように攻撃を何度も受けつつ積んで全抜きという形をとっていないため急所での事故率は軽減されたように感じた。(ソーナンスを投げるときはビクビクしてしまいますが)
ローブシンの強さもわかるが、キノガッサが活躍しやすくなるのが自分には合ってる構築のように感じた。
選出も2匹は確定で考えていけたり、選出で悩むことはほとんどなく扱いやすいPTだと思う。
選出パターン
ライコウ+ソーナンス+スイクンorバンギラスorキノガッサorウルガモス
基本選出。
バンギラスを同時選出したのが一番多かった気がします。
ライコウ+バンギラス+キノガッサorスイクン
対雨などナンスが不必要に感じたときの選出はこのような感じ。
バンギラス+スイクン+キノガッサorウルガモス
あまりなかったが、バンギラス+スイクンという組み合わせが強く相手のガッサをカバーしたりするためにキノガッサやウルガモスを同時選出するというパターンもあった。
受けループはスイクンの絶対零度を頼りにしたりバンギラスのエッジを一貫させたりといった感じで突破する。(予定)
小さくなってくるシャンデラはバンギを出して技を当てる。
急所に当たらない限り常に相手の技を半減できるということから机上では最強といっても過言ではない壁パなので被弾回数を減らすような壁パも組みたい。
珠ハッサムがその代表例でしょうか。
次はどのような構築を使いましょう。他のブログを漁って構築案をもらいにいきたいと思います。